アロマセラピストというお仕事に関わらず、
社会と関わるということは、どれだけ他者と関われるか、
言い換えると共感できるかということだと思います。
お互い共感し合い、尊重し合う関係性のなかで、
さまざまな物事は円滑に気持ちよく動いていくのです。
ですが、一方で「共感」する機会が多ければ多いほど
自分は置いてけぼりになります。
何故なら、共感という行為は、自分の感情は一旦脇において、
相手の感情に耳を傾け自分の心もそこに寄せて行くという行為だからです。
いつも置いてけぼりになっている自分自身の心にも限界があります。
私は、それが心が疲れるということだと思っています。
心が疲れたときに
もう一度心に休息とエネルギーを与えて、消耗した「氣」を補うためには
「共感」を手放し
置いてけぼりの自分の気持ちに集中することがいいみたいです。
引き蘢りも悪くないと思います。
私にとって
どうやら今日はそんな日
キレイに部屋を掃除した後、無性に香りが恋しくなりました。
私にとって、香りは自分にベクトルを向けるための重要なツールです。
今は、精油をあらゆる部屋に燻らせ
乳香のインセンスを焚いています。
できたらその中で
たった数分で構わないので
自分の気持ち、心に問いかけると
更によし。
これからしばし瞑想してみようと思います。
またたくさんの出会いに元気で向かうために。。。
アロマテラピーの魅力は不調の改善ばかりではなく
自分の心のエネルギーを取り戻すためのものだと
私は思っています。