誰かに自分のことをわかって欲しいと思うこともありますが、
自分の今の状態や、あるキャラクターをあまり人には気づかれたくないって思うこともあります。
気づかれたくないって言う感情は、特定の人
(例えば大切な家族だから。とか 大切な友人だから。 とか 仕事仲間だから など)
にのみ沸き上がる場合もあります。
いじめられている時、家族に心配かけたくないという感情から、それを隠していること、
仕事仲間だから身体の不調に気づかれると心配をかけるので黙っていること、
などはその例だと思います。
また今の状態で、自分のキャラクターと向かい合いたくない
という場合もあります。
あまりにも失敗続きで落ち込んでいる時には、自信を持てない自分を受け入れることで楽になることももちろんあるのですが、自信を持てない自分が辛すぎてわざと明るく振る舞ったりすることなどを
思い浮かべてもらってもいいと思います。
そういうことを考えると、アロマセラピストはクライエントさんに対して、なるべく特定の人にならずにいるほうがいいなぁと私自身思っています。
アロマセラピストとして無機質な存在でいたいなぁと思ったりするわけです。
そんな無機質な状態でも、クライエントさんの状況によっては
自分のキャラクターや苦しい気持ち、身体の状態に気づかれたくないときがあると思います。
そんなお気持ちに早く気がついて、全く何も知らないフリ、気がつかないフリをしつつ、
身体に触れることや感じてもらえる雰囲気をとおして、
クライエントさんのサポートがすることが出来るように…
そんなトリートメントをしたいなぁと思っています。