自分の意見を言うことはすごく良いことだと思います。
子どもの頃は何も考えずに、思ったことを口に出来る環境で育つことが理想ではないかと。
大人になっても思ったことを口にすることは悪いことでないのは同じです。
でも、少しだけ周りの人に目を向けて、その人の気持ちを想像してもらいたいとも思うのです。
例えば、食事をしていて
自分の口に合わないものが出てきた時に「まずい」とか安易に言う人と
食事をご一緒するのが苦手です。
ご飯などの炊き方は好みもあるので、「硬い」とか「柔らかい」とか自分の好みに合わないだけで
「まずい」って言ってしまう人がいます。
でももしかしたら、一緒にいる人はそう思わないかもしれません。
目の前で「まずい」って言われながら食事をするのは楽しいことではないので、
もしどうしても感想を言いたい時にも「私は硬めの炊き加減好きだわ」とかの言い方をしてもらえるといいのではないかと思うのです。
さらにそのご飯を一生懸命作ってくれたお店の人は、「まずい」って言われたらもちろん嫌な気持ちになりますし。
そんな風に、大人になったら自分の意見が周りの人にどんな伝わり方をするのかを想像する能力を高めていけるといいなと思います。
自分と違うことを否定する方法ではなく、
違うことは違うというだけで、他の人の考え方を尊重する姿勢を持てたら良いと思うのです。
そのためには
自分と周りの人は同じではないという意識をもちつつ、経験を重ねていくことが大切だと思います。
精油の香りの感じ方には個人差があります。
それと同じように自分と全ての人が同じように感じるわけではないのです。
アロマテラピーを通じてそんなことも伝えていけたらと思っています。