日本酒の味

昨晩お会いした方が
利き酒の資格を持っている方で
お話が面白かったのでご紹介します。

ワインはその年のブドウの出来によって
味がかわるものですが
日本酒は
杜氏さんの腕や個性で味が変わるものなんだそうです
杜氏さんは集団でその作業をするので
それは継承される技なわけですが
つまりどんな出来のお米であっても
ある程度一定のものが作れるってことです

科学です
だから獺祭だって出来るわけです

日本の技術ってやつです

だから日本酒は何年ものとか
ないのですね
新酒とかのカテゴリーはありますけど

こうやって考えると
精油もなるべく成分調整されていないものを
手にしたいですが
そのためには
どんな出来の精油であっても
それを補えるブレンド技術っていうものが
アロマセラピストには必要ですね

例えばラベンダーを聞いて
この年のラベンダーは少しリナロールの感じが弱いから
別の精油で補って
最終的に良い香りを作ろう
みたいな。。。
それにはまず1つ1つの精油の香りの特徴を
嗅ぎ分けられるトレーニングも必要ですね

知識を身につける人は多くいますが
この辺の技術を
身につけている人がどれ程いるのかな~
って思うことがあります

今、知識は情報として
すぐに手に入りますが
技術を習得するためには
時間が必要です。

そこまでやりたいほど
香りが好きな人は少なくなって
いるのかもしれませんね。。。

お香の世界ではまだそんなことが
されています
この沈香の香りは少し軽いから
こんな風に調合できるね
って会話が普通に行われます

そこがとっても楽しいです。


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