きょうは端午の節句です
端午の節句は、いまは五節句の一つとされていますが、元々は「端午」とは「初めの午の日」を意味していて、5月と決まっていたわけではないそうです。
午が「ご」と読むことから、音の同じ5、つまり5月と混同され、次第に定着していったようです。
そもそも古代中国では、月と日に同じ奇数が重なる日を忌み嫌い、その日には邪気を祓う様々な行事が行われていて、厄除けの儀式が行なわれていたそうです。
五節句は、何となくお祝いのようなものと思っていましたが、反対にあまり良くない日なので、厄除けをするという起源があるのですね。
そう言われてみると、強い香りで、厄を払うという意味で、菖蒲を軒に吊るしたりもしていたようですが、現在は、なんと言っても菖蒲湯ですね。
香りが清々しくてサッパリします。