昨日、東京国立博物館に
正倉院展をみに出掛けてきました。
混んでいるかな〜と心配しましたが
ゆっくり自分のペースで見られる程度の
混み具合で良かったです。
お目当ての蘭奢待も拝めて
満足して帰宅しました。
香木を目の前にして
見学者の会話を耳にしながら
香木のことは本当に知られていないんだなと
改めて実感しました。
ここにあるこの香木の素晴らしさ
そこから漂う香りの素晴らしさ
どんな風に楽しむのか
どんな価値があるのか
などなど
この場で説明したい!という衝動にかられながら
私自身はというと
正倉院の宝物の多くを占める布の展示にいくと
サッパリ…
確かに凄いなとは思うのですが、もっと知識があれば
もっと楽しめたはずなんですけど…
知るということは
感動できることを増やすってことだなと
改めて感じました。
正倉院の内部は
普段は誰も立ち入ることができないように
こんな風に管理されているのだそうです。
★写真を撮ってもいいエリアで撮影しました。
もちろん、お土産も買ってきました。
蘭奢待のポストカードもありました。
カードではわかりませんが、実際は
150cm以上もある大きな香木です。
下のは柄香炉です。
ところで、東京国立博物館は上野の森にありますが
改めて上野の森はいいですね。
たくさんの美術館や動物園、古い建築物や寛永寺
緑もたくさんあって。。。
ここしばらく、台風19号の被害を考えて
あまり気持ちも晴れず
仕事以外で外出する気もなくなっていましたが、
こうやって外にでると
やはり植物を始めとする自然…
空も土も風も心地よく
そして何事もなかったように生きている植物を見ると
そこに強さ、たおやかさ、優しさなどが感じられ
自然とともに生きていくために
自分に必要なことを改めて考えさせられました。