仕事柄、

健康について考えることが度々あります。

 

その時々で切り取り方、視点が変わるのですが

今は

健康な状態とは

「生きることを自分で楽しくすることができる状態」

って考えています。

 

生きるってことは必ずしも

良いことばかりでも

お気楽なときばかりでも

楽しいことばかりでも

面白いことばかりでもありません。

 

だからこそ

悪いことが起きたときにも

深刻なときにも

厳しく辛いときでも

つまらないときでも

自分で自分のことを楽しませてあげることが

必要です。

 

楽しいが周りの人にもたらされたり

運のいいことが身近に起きたりするのは

感謝すべきことであっても

普通のことではありません。

 

毎日家事がつまらない

やりがいのある仕事がみつからない

人間関係に嫌気がさしているとか

どんなときでも

自分自身で

気持ちを切り替えて楽しい気分になれるとき

自分は健康なんだな〜と思うのです。

 

人と比べた健康には意味がありません。

病気療養中の方だって

その方なりの健康がみつけられるし

年をとっても

それを受け入れてそれなりの健康がみつけられるし

健康を平均値のなかに収まる自分にしてしまうと

苦しくなってしまいます。

 

 

先日、

健康診断で採血しました。

いつもは採血が上手な看護師さん、

今日に限って一度目に失敗し、

針を抜き、

反対の腕にもう一度針を刺すという事態になりました。

注射はあまり得意ではない私にとって

嬉しくはない出来事ではありますが

血管に達するか達しないかで

痛みが変わるという発見をしたら

何だか面白くなりました。

 

最後になりましたが

植物の香りは

自分の状態を受け入れることができない人

辛いことが続いている人などにも

そっと寄り添ってくれる存在で

つかの間

心地よい自分を連れてきてくれます。

 

もともとのアロマテラピーは

セラピーとして始められましたから

不調の改善に使いたいと思う人が多いのは

当然かもしれませんが

私は、不調だろうと元気だろうと

そこには関係なく

どんなときにもそっと寄り添ってくれる

植物の香りが私たちを楽しませてくれる

安心させてくれる

そういうことを大切にしたいと思っています。