インターネットの急速な普及から、私たちのまわりには情報が溢れている
そして、知りたがりの私は、常に新しい知識の習得に翻弄されている
勉強すること、知識を習得すること、情報を集めること、明日の私には重要だけれど
今の私には邪魔になることもある
先日、水上温泉に紅葉を楽しみに出掛けたとき、滝や色づく木々を眺めながら、ひっそりと呼吸をしている自分を本当に心地よく、幸せに感じた
ここにいると、別の地域で戦争が起きている現実や、経済不況のことなど、全く関係ない気持ちになると感じた
昔の人は、情報がなかった分、今ここに移ろう季節を感じ、自分に集中して暮らせていたんだろうな～と、その豊かさが羨ましくなった
もちろん、目まぐるしく変化していく社会に生きなければならない現実から目を背けることは、良いこととは限らない
現実逃避して、山にこもったり、部屋に引きこもったりという状態は健康ではない
でも、情報が多ければ、知識が多ければ、絶対的に幸せであるという考え方のみでいることも健康ではない
時に現実に目を向けつつ、未来に目を向けつつ、
時に今ここにいる自分にのみ全部の意識を集中する
現代人は、自分で取捨選択しながら、そのバランスをとるという能力が求められている
難しいことですね～

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