シベットキャットの贈り物

本日もコーヒー豆のおはなし
シベットは、動物性香料のひとつとしても知られています
麝香ネコの雄の香嚢から取り出した香料です
その香りがするコーヒーがあるという話、最近は度々新聞などでも見かけますよね
おなじみのコーヒー店のマスターがそれを仕入れてくれて、先着25名に分けてくれました
ちょっと割高ではありますが、香りにかかわる仕事をしているものとして、一度は味わってみたいもの
鼻に香りが抜けるとき、ほのかにムスク様の香りがすると聞いたら、飲まないわけにはいきません
購入して早速、SAFARI交流会の後のブレイクタイムに、松尾さんと試してみました
残念ながら、ムスクの感じはわかりませんでしたが、とても美味しく、最後にほのかな甘い香りを感じました
ちなみにこの豆、「コピ•ルアック」
麝香ネコがコーヒーの実を食し、糞となって出てきたものを、よく洗浄し、乾かし、脱穀し、生豆にしているそう。。
糞の中にあるものを拾ってつくるものと聞くと、少し複雑な気にもなりますが…
オランダがインドネシアを統治していた時代に、たまたま生まれた副産物だそうです
(こういうのは副産物とは言わないのかしら)
香りのために、ミルで挽いて、その都度ゆっくり飲むコーヒー
早めに飲まないと、せっかくの香りが惜しいという話です
現在、ゆっくり夕食をとった後の我が家の贅沢となっております
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