香りでchill out ⑥ 〜精油って何?〜

精油は香料の中で、天然の植物から得られるものです。

反対にいうと、動物から得られるムスクなどは天然であっても

精油と呼ばれることはないということです。

 

植物の香りなかで、特に香りが良いもの、強いもの、

使用頻度が高いものなどが今精油として販売されています。

とても良い香りの植物であっても香料を得ることが難しい、

頑張ってもほとんど香料が得られない場合も

精油にならないのが現状です。

 

古代、

エジプトやメソポタミア文明などでは

香りは精油として用いるというより、

樹脂をそのまま薫香として焚くなどの方法で

利用したり、

植物をそのまま油やワインなどのアルコールに

漬け込んで利用していました。

これはギリシア、インド、中国などでも同様です。

 

10世紀以降は、精油を得ることが比較的容易くなり

ルネサンス期以降、ヨーロッパでは、

次第に香水文化も発展していきます。

 

 

 

 


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