香りでchill out ⑦ 〜練香と練り香水〜

香りの世界に入るにはいくつか入り口があって

香水から入る人

アロマテラピーから入る人

香道から入る人

お香づくりから入る人

など様々です。

 

私自身もそれぞれを知ることで

なるほどねーと感心したり

それぞれの理解が深まってますます香りが好きになったり。。。

 

アロマテラピーを勉強している人は練り香水のことを何気なく

練香と呼んだりします。

練り香水は、エタノールに香りを溶け込ませて使用する香水などの

様なものとは異なり、蜜蝋などを基材に加えて

クリーム状にしたものを皮膚に塗布して香りを楽しむものです。

液体の香水に比べると揮発性が低いので

付けていても、周りの人は香りをあまり意識しないのが特徴です。

(これを長所と見る人短所と見る人どちらもいらっしゃると

思いますが。)

一方、お香づくりをしている人からみると

練香は香木や香原料を粉末にしたものを調合して

蜜で固めた黒い丸薬の様な形状をしたものを指します。

いわゆる薫物です。

温めて香りを部屋などに漂わせて楽しむもので、

茶道で、おもてなしとして使われます。

 

練香はこんな感じで楽しみます。

 

 

本来は灰の中に炭をうずめて練香を温めるものでしたが

近頃は電気香炉なるものが存在していて

炭をおこして楽しむものと比べると風情がないとも言えますが

温度調節が容易なので、より適切な温度で

最大限良い香りが楽しめるのが良いところです。

 

ちょっとお高いのが難点ですが、

お部屋で香りを楽しみたい人にはおすすめの一品です。

 

 


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