香りでchill out ③ 〜光毒性〜

ベルガモットという柑橘類の外果皮から得られる精油は、

爽やかでありつつどこかフローラルな香りもするという

なんともお得で、多くの人に好まれる香りをもっています。

 

ですが、そんなベルガモット精油にも弱点はあります。

それは光毒性という性質で

皮膚についた状態で紫外線を受けると色素沈着、

つまりシミやそばかすの原因となってしまうという

ちょっと困った性質です。

 

他に光毒性に注意が必要な精油には、

ビターオレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ、

アンジェリカルート、クミンなどなどあります。

 

とは言っても使う側がその知識を持って注意して使用すれば

いいだけの話です。

 

皮膚につかないようにして、香りを楽しむ方法もあるので

精油はそれぞれの性質を知って、

利用法を工夫することが大切だということですね。

 

ちなみにベルガモットが光毒性という性質を持っているのは、

ベルガモットに含まれているベルガプテンという成分が原因です。

ベルガプテンは比較的分子の大きい、揮発性の低い成分ですから、

水蒸気蒸留法で得られたベルガモット精油は、

圧搾法で得られたベルガモット精油と比べると、

光毒性の心配が少ないと考えられます。

 

 

 

 

 


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