香りでchill out ② 〜香りと脳(扁桃体編)〜

扁桃体とは脳の一部で、心地よさや深い、恐怖や恐れなどを感じる部分です。

ヒトに限らず、動物は扁桃体を持っていて、そこで処理した情報をもとに、

敵とみなし攻撃したり、美味しそうなものに寄って行ったりします。

 

香りはこの扁桃体に働きかけて、私たちの気分を明るくしたり、リラックスさせていることを知っていますか?

 

香りはたくさんの化学物質でできています。その化学物質が鼻の粘膜に付着すると

それに嗅毛が反応します。嗅毛は嗅細胞から伸びています。嗅毛の反応が嗅細胞に受容されると、その情報は嗅神経、嗅球へと次々伝わっていきます。嗅球まで伝達された情報はすぐ近くの扁桃体にも伝わり、そこで私たちはその香りを心地よいと感じたり、不快に感じたりするわけです。

 

私たちがその香りを心地よいと感じた時には、私たちの気分は明るくなったり、リラックスしたりできるのですが、反対に不快と感じた場合には、その香りは、嫌だなーというストレスにもなります。

 

香りやにおいの刺激に対する好みは、個人差が大きく、多くの人が好きな香りでも

苦手と感じてしまう人もいます。また、好き嫌いは、その刺激量、香りの強さ、濃さによっても異なり、その人にとって強すぎる香りは、不快と感じられてしまうこともあります。

 

何が正解ということもありませんので、その香りが好きな人も苦手な人も、お互いを尊重しあって、譲り合って過ごしてもらえたらなーと思います。

 


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