精油などのブレンドと同様に
お香の調合では前に出す香りと
前に出さない(つまり香りを感じさせない)けれども
重要な香原料があります
お香の原料の中でも
白檀は
割とその香りを知っている人も多く
高級なイメージもあるので
例えば匂い袋の調合をするときなど
たくさん入れたがる人も多いのですが
白檀をたくさん入れたからって
白檀の香りがすごくするわけではなく
その他の香原料で
その香りをより印象深く引っ張り出したり
香りが長持ちするように工夫したりします
ただ、好きな香りだけを
たくさん入れれば
好きな香りになるというわけではないところが
お香づくりの楽しいところです
お香ではないけれど
フレグランスの調香を習っていた時に
1年目は単品香料をとにかく覚え
2年目からは
イミテーションづくりをトレーニングしていくのだけど
主原料は比較的簡単にわかるのですが
ほんの僅かしか入っていない香料に気づいたり
その使用量を見つけることは
とても難しく
僅か5〜6種の単品香料でつくられたイミテーションを
完成させるのに
数ヶ月かかってしまったことがあったなぁと思い出しました
その時は本当に苦労しましたが
そのおかげで
たくさんのことが理解できる
今に繋がる良い体験できました
ものごとを修得するのは根気が大事で
遠回りこそ大切だということが良くわかります
