香りは「聞く」なのか「嗅ぐ」なのか

香りについてお話ししていると

たまに

香りは「嗅ぐ」って言ったらだめなんですよね

「聞く」って言わないとだめなんですよね

って問われたりします

 

嗅ぐって言ったらダメって誰が言ったのかしら?

と思いながら

嗅ぐという言葉を使っても大丈夫なんですけどね

とだけ返します

 

実際、香りを聞く「聞く」という言葉は香道からだと思うのですが

 

AIさんに聞いてみると

ーーーーーーー

香道では、香りを鼻だけで感じるのではなく、五感全てで捉えようとします。静寂の中で集中し、香りの変化に意識を向けることで、まるで音を聞くかのように香りの波を感じ取るのです。

  • 嗅覚: 香りの成分を感じる
  • 視覚: 立ち上る煙や香炉の美しさ
  • 聴覚: 香木が燃えるかすかな音
  • 触覚: 香炉の温かみ
ーーーー
 
なんて出てきます
ただ嗅ぐではなく、香道では精神性が伴う
つまり自分の心との対話も含まれると
書いてあるものもあります
 
一方、辞書で嗅ぐと引いてみると
ーーーー
五感の嗅覚で認識する
においの素や種類を識別する
ーーーーー
 
なんて書いてあります
 
こうなると我々「香司」は
香りを識別しながら香りをつくるので
「嗅ぐ」の方が相応しいかもしれません
 
また、そもそも香道は
室町期前後から発生した芸道ですが
香りは飛鳥時代(古墳時代)には
仏に供えるものとして日本に入っており
また平安時代には「聞香」ではなく
「空薫き」という形で楽しまれていますから
その頃は、嗅ぐという言葉を使っていたのでは
ないかと思います
 
言葉は時代によって変わりますし
相手との関係性や
その時の状況で丁寧に使い分けするのが
良いのではと思っています
 
音の場合も
「聴く」なんて使う時もありますね
 
私はその時に伝えたいメッセージに合わせて
香りを
「嗅いでみてください」
「試してみてください」
「観てください」
「聞いてください」
この辺りの言葉を使い分けています
 
これが合っているのかは分かりませんが。。
ちなみに
英語では
香りをただ嗅ぐというのと
クンクン嗅ぐのでは分けているようです
これは、そもそも
動物みたいにクンクン嗅ぐのは
人の場合はお行儀が悪いという感じなのでしょうか。。。
 
色々ありますねー
 
 

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