昨日つくった沈香塗りの香合
濃い茶色の部分が沈香で
ほのかに良い香りがします
教えてくださった先生の言葉が印象的で
「自然の美しさを作品に残すことで
それがずーっと美しいまま残る」
という趣旨の話をしてくださいました。
近い将来、天然の沈香は手に入らないものになっていくと言われています
でもその時にもこの香合のなかで
沈香の香りが残されていくのだと思うと感慨深いです。
香りの調香もお香の調合も
生きていた植物の
良い香りを永遠に閉じ込められるような
良い作品をつくっていきたいなぁと
思うのでした。