DIALOG IN THE DARK

まっくらやみのエンターテイメント
「ダイアログ•イン•ザ•ダーク」
1989年にドイツで生まれ、日本に紹介されたのは1999年
紹介文の一節には
視覚以外の様々な感覚の可能性と心地良さを思い出し、
コミュニケーションの大切さ、あたたかさを再認識することになる

金曜日の夜に、ダイアログ•イン•ザ•ダーク•ジャパンの主催する暗闇トークセッションに参加しました
講師には、脳科学者の茂木健一郎さんとバースセラピストの志村季世恵さん
開始とともに非常灯まで消されて、目が慣れても輪郭さえ見えない闇の世界
真っ暗になった時に数人の方が気分が悪くなり退場
確かに闇が迫ってくる圧迫感というか、緊張感を感じたような気もする
普段体験しないことには身体が追いつかずに不安になるからなのであろうか
そんなアクシデントもありながら、トークセッションが始まる
暗闇のなか茂木先生のテンションがどんどん上がり、普段とは明らかに違う話し言葉にもなり、茂木先生の脳の内部が今どうなっているのだろう?なんて考えながら、興味深い話の連続にあっという間に時間が過ぎ去った
ダイアログ•イン•ザ•ダークのスタッフの多くは視覚障害を持つ方々です
日常生活で視覚情報にばかり翻弄されている私たちとは異なる個性を持つ方々
400人の会場が満席のなか、男性と女性の比率を拍手から感じとり、真っ暗闇で気分が悪くなった方の誘導のサポートをして、暗闇のなかで障害を持つのはまさに私たち
アロマテラピーをご紹介する時、私が伝えたいと心掛けている事の一つとして、個性の重要性がある
人と同じである事が良しとされる風潮がある
でも、同じであるのは表面的で、それぞれの内面は全く異なるのに、無理して合わせようとする私たち
でも異なるからこそ補い合える
精油はどれも素晴らしい個性をもつものだけれど、それを受け取る私たちの好みも様々で、苦手な精油、今は必要としない精油もある
だからといって、精油に障害がある訳ではない
ただ個性があるだけ
そんなあたり前の事が、人と人との間では理解されない事もある
私も含めて、なるべく他人に好かれたいと自分をねじ曲げることがある
ダイアログ•イン•ザ•ダークのワークでも同じ事を考える
今、外苑前でもイベントが行われているそうです
興味を持たれた方は是非のぞいてみて下さい
ダイアログインザダーク


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