頭と心

頭ではわかっていても気持ちの部分でどうにもならないことって日々たくさんありますよね。

脳の中でも大脳新皮質という部分は「人として」という視点で色々な物事を考えます。
それに対して大脳辺縁系という部分は「本能」自分の欲求を中心にして物事を考えます。

「大人になる」「子どもっぽい」という言葉に象徴されるように
私たちは大脳新皮質で考えるということが社会においては重要だと教え込まれるわけです。

そのため自分の欲求は抑えるべきもので
それができないとダメだと考えてしまうわけです。

ですが、私たちの身体は以前「動物」のままであって本能のまま生きる方が自然であり
健康的なことです。
肉体的な健康は大脳辺縁系が心地よいと判断したとおりに動いた方が叶えられるということです。(たまにそのセンサーが崩れてしまい、身体に悪いものを無性に食べたくなったり、したくなったりもしますけどね。。。)

このあたりはアロマテラピーを勉強した人であれば、聞いたことがある話ですね。

「人として」「動物として」のバランスを上手くとることは
複雑な社会では案外難しいものです。

仕事において、社会において「人として」の成長を強く望むのであれば
その分、家庭は、プライベートな時間には「自分の欲求」を満たすことができるように工夫をする必要があると思います。
どちらも「人として」では具合が悪いということです。

プライベートな時間をを過ごす家族や友人とは、お互いの「欲求」の部分「本能」の部分、ある意味「人として」はダメな部分を許し合える関係性を築きたいです。
一人の時間には「自分らしく」過ごしたいものです。

自分で自分のダメな部分を許せないと考えてしまう人がいます。
本来「欲求」は。他者から見れば我が儘です。
それは他人には押しつけられないからこそ、一人の自分に戻った時には
せめて自分だけは、それを大いに許し
その気持ちを大切にできるといいなぁと思っています。

頭ではわかっていても心が納得できないとき
無理矢理に納得するのではなく
心は心として大切にしていけるといいと思います。

自分の気持ちをわかるように努力すること
自分自身の心の声を十分に聞くこと

それが上手く行かない人には
アロマテラピーをおすすめします。

その場合のアロマテラピーは頭で考えるアロマテラピーではダメで
心で香りを感じるということに尽きると思います。


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