舌診

中医学では脈診とともに重要視される舌診
少しばかりの手習いで講座に出掛けて来ました
たくさん症例を見てわかってくるものだと思うので数回勉強してすぐ使えるものでもないですが、人間の体が本当に細かいところまでその人を表しているのに驚かされます
当日20名以上の参加者の舌を1人ずつみながら、先生のコメントを聞き、実習していく形の講義でしたが、多くの方が技術の習得よりまず自分を知りたいという様子だったと思います
舌をみながら、
「ストレスを我慢しているね」とか
「冷えがひどいね」とか
「水分の代謝が上手くいっていないね」など
言われながら、困った風というよりも嬉しそうな表情で
「どうしたらいいですか」と質問する人がたくさんいました
かく言う私も
「過去随分大きなストレスがあったけど、乗り越えたみたいだね」と言われ
「最近、自分の気持ちの持ち方が変わって来たので…」と答えたところ
講師の先生に「それが大事なんだよね」と言ってもらえた時
普段自分でもわかっていたことであっても、人に褒めてもらえる、共感してもらえることの嬉しさを体感して喜んで帰ったのでした
人は自分で癒えていくものだが
そのときには、まわりのサポートが欠かせない
サポートされる人、する人
両方の人として過ごしていきたいと思います


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