絶対的な正解はないということ

陰陽五行説では
完全なる陰、完全なる陽は存在しないと考えています。
陰の中にも必ず陽があり、陽の中にも必ず陰がある。

「正解の中にも誤りがある」
「誤りの中にも正解がある」
と言い換えることもできるってことです。

例えば
「人の役に立てる仕事がしたい」vs「自分の好きなことをしたい]
「周りに気遣う」vs「自分を大切にする」
「空気がよめる」vs「人と比較せずに自分らしく」
これらのことはある視点でみると相反する考え方だったり、行為だったりします。

空気を読むためには、自分と他者との考え方の違いを理解しそれを認め合うことが必要です。
つまり人と比較しないとそれができないということです。
自分と他者の比較こそが社会生活では大切です。比較して状況によっては自分を合わせていくから
共に生活できるわけです。

ただそれに一生懸命になりすぎると自分の感情に目をむけることができなくなる人がいるので
「人と比較せずにありのまま生きましょう!」
ってアドバイスされるわけです。
が、それを鵜呑みにした人が本当に比較しなくなると、自分のことしか考えられない人になってしまう。
どっちも困ってしまいます。

普通は一瞬一瞬で、今はどちらを選択すれば良いか状況ごとに決断していくわけですが
情報が多くなり、自分で決めることができない人が出てくると
偏った情報に苦しめられることになります。
決断することをやめてしまった人、情報に依存してしまっている人
こんな人が少なからずいます。
例えばバナナが身体にいいとTVで紹介されると
みんなにバナナがいいのだと思いこんでしまってバナナがスーパーからなくなってしまうのは
良い例です。

バナナが必要な人だけバナナを買えばいいのですが。。。

「絶対的な正解はない」
ある情報は誤りだとは言えないが、自分にとっての正解ではないことがたくさんある。

このことを頭において情報に振り回されるのではなく、情報を自分で選択できるように。
そんなことを考えて日々活動しています。

全ての人にラベンダーが鎮静に働くわけではない。。。


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