安保先生のお話その3 長いです。。

私たちのたくさんの細胞に必要なエネルギーには、ブドウ糖を使う解糖系と乳酸やビルビン酸、脂肪酸、アミノ酸他をエネルギーに使えるミトコンドリア系があるそうです
解糖系は無酸素でエネルギーを作れて、白筋や骨髄細胞、再生上皮細胞、精子、がん細胞などがこのエネルギーを利用します
一方、ミトコンドリア系は体温とともに酸素を必要とし、赤筋、心筋、ニューロン、卵子、一般の細胞がこれを利用します
(質問できなかったのですが、よく、脳はブドウ糖が必要と聞いていますが、ニューロンはミトコンドリア系??このお話はもっと勉強しないと完全に理解できないようです)
成長する子供のときは分裂する能力が高い解糖系が優勢のようですが、歳とともにミトコンドリア系が優勢になるそうです
そのため、一般には歳を取る程に、怒るとか慌てるとかいう解糖系の影響が少なくなる反面、骨髄は縮小し、免疫力の低下が否めない
とは言っても、歳をとっても怒りんぼうの人はいるわけで、ここにも個性があるのでしょう
極端な疲労で動脈血を使い果たし、体内の酸素の飽和度が低くなると、解糖系にのみ頼らざる負えなくなります
常に呼吸が浅い人は要注意ですね
低体温、低酸素が続くとがん細胞も活性化しやすいのだそうです
末梢まで、しっかり酸素を届ける生活をするためにも、常に呼吸を深くし、あたため、食事に気を付け、迷いや不安をなくす心掛けが必要だそうです
食事が良好で腸内細菌がきちんとあると、リンパ球も作られやすくなるそうです
末梢の血管はストレスを感じた時に、収縮するようになっています
つまり、あまり長くストレスを継続することも、末梢の酸素不足を引き起こします
ストレスを放置することは、やはり病気の大きな原因になるのですね
ストレスを強く長く感じている時には、気持ちをリラックスさせて、筋肉の硬くなったところをほぐしてくれる、ゆったりしたアロマトリートメントが本当におすすめです
だからといって、やはりバランス
酸素が多過ぎるのも過酸化脂質を増やしてしまって老化したりします
長野のように標高が少し高めで酸素が少ない土地は、むしろゆったりした世界で、よく眠れるのだそうです
決定的に酸素不足は問題であるが摂取しすぎもまた問題
ミトコンドリアが活性化されすぎると、突然死が起こりやすいとも言われているのだそうです
自分のバランスがどこにあるのか
この正解は、数字に捕われ過ぎずに、自分の感覚に頼るしかありません
龍村先生いわく、ヨガでは命に聞け
とされているのだそうです
具体的に言うと、命に聞けとは呼吸の状態や心地良い気分がその目安になります
もともと、頑張るぞっていう気持ちの強い気質の方は、病気になる手前まで頑張ってもいいそうで、バランスと言っても個人差があり、真ん中でなくてもいいのでは。。。安保先生はそうお話しされます
本当にそうだなぁと共感します
でも、最後の質疑応答では『私の病気はどのような生活で改善しますか??』の連発
その度に先生は、「病気になる前のご自身の生き方を振返って見て下さい」と何度も丁寧にお答えになっていました
隣のおじいさんが、「答えになっていないな~」とつぶやきます
答えは自分の中にしかない…
こんな安保先生のメッセージが、伝わっていないのか。。。
悲しくなります
でも、きっとこういう人たちがほとんどだから、健康情報番組でとりあげられた食材とかが爆発的に売れてしまったりするのでしょう
何だかジレンマです
こんなもどかしさを嫌という程味わいながらも、ご自分の信念を伝える努力を続けている安保先生を本当にすごいと思います
信念を伝える努力と、それが結果に結びつかずとも、諦めず、焦燥感に苛まれず、継続していくことが大切なのだと思いました
長文になってしまいました
私にとって難しい話だったので、あまり上手くまとめられませんでした(苦笑)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>