三十三間堂

何年かぶりで出掛けた京都の三十三間堂
20代からよく足を運んでいたものの、その頃は仏像が見られる落ち着くところ
そんな印象でしたが、久しぶりに訪れてみると受ける印象も随分変わっていて少し驚きました
自分ではあまり変わったと意識していなくても、色々な経験は私を随分変えていっているのですね
入ってすぐは足背まで血管が強く浮き出た気の力のみなぎった仏像たちに圧倒され、少し息苦しくなる程の緊張感
自然と身体があたたかく(夏なのでむしろ暑く)掌がどんどん熱くなってきます
気功で言うと、気が循環して体内にみなぎってくる感じです
途中に
乾闥姿王像
 サンスクリット語のガンダルバの音写で「ガンダ」は
「食香」と漢訳される
 香りを食して生命を保っているだけあって、どこか穏やか
 でのんびりした空気を
 かもし出している仏像です
 香りと聞くだけで何とも言えない親近感 
 思わず嬉しくなってしまいます
中央の
 木造千手観音座像
やはり大迫力かつとても美しいお姿です
その一角だけは外に出る事ができて、のんびり風に吹かれながらしばしの休憩
1001体もの千手観音さまにお目にかかるのは少しばかり疲れるようになったお年頃です
出口近くにこんなお言葉が記されていました
「教える事は習うこと どちらも何度もくり返し」
うーむ 深い!
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