一人で生きること

人は一人で生きれない男の子

辛い時には誰かに側にいて欲しいし、嬉しい時にも誰かとそれを共有したい。
それが健康なときに起こる普通の感情。

でもそれは、
大人として自分と他者の境界線をきちんと理解していることを前提にしてのこと。
嬉しい時に自分だけで楽しく思える気持ちと、辛い時に一人でそれを抱えることの強さを持っていて、常に他者とそれを共有できなくても大丈夫であること。
他者に感情の共有を強いたり、共有したい感情に執着しないですむ自分がいること。
こういうことがあってのことだと思う。

私たち自身も私たち自身をとりまく周りの環境も常に動いている。
時には周囲と自分を完全に切り離す強さが必要。
周囲の人だって別の人生をたくさん持っている。常に感情を共有できるわけではないから。

その上で自分だけで抱えきれないときには誰かに助けてもらう。
自分も誰かを助ける。

いつも特定の誰かに助けて欲しいと言い続けられると苦しくなる。
その人から離れたくなる。
相手だって同じ。
人は一人では生きられないのと同じ位、一人でいる自由も大切なんだと思う。

一人でいることの素晴らしさ、辛さを両方知っている人の周りには
同じように自立した素晴らしい人が大勢集まっていると思う。

誰かの気持ちに右往左往してしまうより
まずは自分の気持ちに目をむけて、一人でたくさんのことを楽しんでみよう。

楽しく過ごしているうちにそれを共有したいと思う人が現れたら一緒に楽しもう。

辛い時にとにかく一人で解決しようと頑張ってみよう。
頑張ると言っても特別何かをするわけでなくてもいい。
とにかく辛い気持ちを自分でケアしてみよう。
幸いなことに人間だけでなく私たちの気持ちをケアしてくれるものが
自然の中にはたくさんある
山や海や木々や草花、動物…ぶーぶー
そうしているうちに元気になったらそれでいいし
それを続けているうちに誰かが声をかけてくれたらその人に辛さを話してもいいと思う。

そしてもちろん本当に辛くなった時には一人で抱え込まずに誰かにSOSを出そう。
いつも一人で一生懸命頑張っている人に人はすごく優しいと思う。

春の日にこんなことを考えましたひらめき電球


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