『最先端の知』シリーズ 第3回 人間らしさを科学する

一昨日晩、アカデミーヒルズの
「最先端の知」シリーズ 第3回 人間らしさを科学する  
 ~言葉を生み出す脳の神秘~

を受講してきました
150人程入る会場は、仕事帰りと思われる男性から、若い女性まで、様々な年齢層の方で満席
(エコール・ド・25ansの取材などが入っていましたので、その関係もあったのかもしれません)
スピーカーの酒井邦嘉さんは、言語脳科学者、現在東京大学・大学院総合文化研究科 助教授・准教授
もともとは物理専攻をされていたそうで、理系と文系の考え方の違いから始まったお話は、とても興味深いものでした
言語を司るということは、とても高度な脳システムの中で成り立っており、まだまだわからないことも多いそうです
ブローカ野という箇所が、言語の文法を司る所だそうですが、それが左の側頭部前寄りにあるそうです
先生がお話する内容は、普段研究に接していない私にとっては難しい所も合ったのですが、わかりやすく丁寧にお話いただいたことで、1時間半はあっという間。。。
バランスよりも多様化が、脳の働きを高めるためには必要
子供の頃から、言語に限らず色々なものに触れることが大切なんだそうです
まったく、そうでうよね~
同じような考え方の人と、規則正しく、同じような環境下で、同じツールを使って過ごす
そんな、ある意味、安心ばかりに触れていた時代から、世の中は少しずつ、変化に向かっていく方向に舵を切りはじめているのかもしれない。。
そんな風に考えている私にとっては、すごく面白かったです
子供の脳のように吸収するスピードは遅いかもしれないけど、年をとってもますます色々なものに触れていきたいと、改めて思いました
酒井先生は、一般の人に、自分の最先端の研究を報告できることが本当に嬉しいと話していらしゃいました
インターネットで情報を集めるのもいいですが、やはり生でその人に触れながら、情報を得ることは単に知識だけでない、素晴らしいメッセージをもらいます
酒井先生、どうもありがとうございました!!
昨日は満月
一昨日晩も月は綺麗でした 
午前中は仕事で講義、午後は週末の試験に向けて勉強、夜酒井先生のセミナーと、フル活動した脳はお疲れ気味
気のせいか、左脳の血流があがり、少し熱く感じる
そんな熱をさましてくれている月のひかり
何とも気持ちのよい夜でした


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