自律神経と気功

今日は寒いです。
数日前が暖かかったから尚寒いと感じます。

そして寒いと感じるとき
それは外気温だけが原因ではありません

自分の熱をつくる力が弱いときにはいつもに増して寒いのです。
これは気が虚している状態と考えます。

西洋医学的に言うと自律神経系の機能が低下しているとも言えます。

体が作り出す熱を上手く活かせない、それどころか保つことができなくなると
いつもに増して寒いと感じます。

では気が虚すのはどんなときか…

だいたい気の力が足りなくなるのは、「疲れているとき」です。
単に体が疲れているだけでなく
睡眠が不足して体が休めていないとか

また精神的に色んなことを考え過ぎているときも
私たちは疲れてしまいます。
明日までにあの仕事しないと…
この仕事成功するかな…
あの人に私嫌われているかもな…
とか
考えてもどうにもならないことであっても
それは私たちは疲れてしまいます。

そんなとき
気功では、まずは体を動かして熱をつくります。
そして心身を休めるために
瞑想したりします。
瞑想も気功です。
体を動かす気功が動功だとすれば
瞑想のような気功は、静功といいます。
静功は、特に精神的な疲れには効果があるようです。

こんなことを考えて気功をやっていると
気功って自律神経系の働きを助けるようにできているな
と思います。

体をリラックスさせて
体の隅々までに意識を向けて
体の調節が上手く行くように功法は作られています。

寒暖の差が激しい春は、気候の変化に体が対応しようと
忙しい季節です。
寒暖の差に体を対応させるために働いてくれているのが
自律神経系です。

つまり、春は自律神経系がそもそも忙しい季節とも言えます。
こんなときに疲れをためていると
忙しさに対応できなくなってしまいます。
この季節に自律神経のバランスを崩す人も多いようです。

春は気持ちが明るく前向きになります。
新しいことにチャレンジしたくもなります。
でもこんな忙しい時だからこそ
きちんとお休みをして
リラックスをして
体を労ることが大切なんですね。

きちんと体を労りながら春を楽しみましょう!


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