お師匠でもある劉先生は名前のとおり、生まれが中国です
日本に来て長くなるのですが、やはり色々なものの見方に特徴があります
それは気功の功法を教える時、その教え方にも現れている
先生の練功はとにかく見て覚えてそれを真似してみることから始める
その元になった哲学的なこととか思想とかはもちろん教えてくれるけど、動作についてはあまり細かく指導することはしない
感覚で覚えていくのみである
だから2年経った今でも、日本の別の先生に教えてもらった時に、細かく動きを解説してもらうと、
あ~そうだったのか!
って思うことがよくある
でも、劉先生のお陰で、私は気功を単なる形で覚えるのではなく感覚で感じてそれを自分の体で表現してみるという時間をたくさん貰えたと思っている
そして、多くの他の生徒さんもそう感じているようだ
アロマテラピーのトリートメント技術を教える時、短い時間で形を覚えたいという生徒さんの要望もあるのかもしれないが、私は形を言葉で表現しすぎていたのではないかという思いにかられることがある。試験という目的を持った生徒さんのスケジュールから考えるとそれはきっと適切だったとは思うが、それにより置き去りにしてしまったのものもあるのではないかと思う
人にものを伝えるということは難しい…