思考の整理学

本屋さん ”東大生に読まれている本” という紹介コーナーでみかけた本
あれっ??見たことあるかも…
案の定自宅に戻るとありました��
恥ずかしながら、このように買ったはいいけど読んでいない本が我が家には山積みされております
これを機会にと早速読んでみました
この本は、外山滋比古さんの著書で、思考の楽しさとそれを助けるヒントが綴られています
冒頭、
学校はグライダー人間の訓練所である。飛行機人間はつくらない
という面白い一節で始まる
つまり簡単に言うと、従順な優等生は作るけれども、自力で物事を発想できる、思考できる人はつくらない という話である
この傾向は大人になってもみられるそうです
つまり、英語を学ぶにしても、運動をするにしても、そしてアロマテラピーを学ぶにしても、私たちの多くは学校に通って人に教えてもらい、正しい(正しいと思われる)方向になるべく効率よく飛んで行きたいと思うのだということです
さらにこれが、資格といわれるものを取得してからも続く場合があると、やっかいです
ある程度の知識が得られ、インプットが充分されても、アウトプットしたり自分独自の考えを持つことには目を向けず、新しいことを誰かに教えて貰いたいとひたすら願い続けるのです
17世紀の哲学者パスカルは「人間は考える葦である」と言ったそうです
人間は他の動物とは異なり、ただ生きるだけでなく、
<考える>というやらなければならないことを持つ動物なんだそうです
そんなことを思い出しながら、この本を読んでみると、とても面白かったです
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興味を持たれた方は是非一度読んでみて下さい


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