季節によって、時間によって、香りは刻一刻と違う表情をみせている
お日様の香り一杯漂う夏の昼間も大好きですが
私は春先の夜の匂いに何ともいえぬ魅力を感じてしまいます
少し冷たい空気に何となく曇った気配
どこからともなく咲き始めた花の香りが微かに薫る
落ち着く気分になるときもあるのだが、
何となくドキドキワクワク
私の身体の中が鼓動し始めるような感じ
夜になると視覚が弱まるために
五感の中で嗅覚のバランスが拡大しているのかもしれません
嗅覚に限らず、風の音や車の音にも敏感になっているようです
妖しい花の香りも魅力的ですが、
こんな夜には自動車の排気ガスに含まれる青葉アルコールも
何となく心地よい
家に帰ると窓の外にはくっきりときれいなお月さま
太陽をみるとヨガをしたくなるのですが
月をみると必ず気功したくなります

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