多数決の限界

多数決って一見公平

いや多分公平なんだと思うのですが

実はそこで出た答えがベストでない時も多いのです

 

例えば、すごく何かに詳しい人が1人

詳しくない人が9人いたとすると

詳しい人の意見に9人が同調するとは限りません

 

まだやったことがないから

自分の知らない方法だから

新しすぎて心配だからとか

色々な理由から9人全員が

その詳しい人の意見に否定的だったりすると

当然ですが

9対1で9人の意見が選択されます

 

つまり多数決ででる答えは

ベストではない可能性が高いわけです

 

大勢で一緒に何かを決める時には

これは仕方のないことで

詳しかった1人は残念に思いながらも

みんなの意見だから。。

というわけで諦めざるを得ません

 

そこで言い張るといわゆる同調圧力っていうやつに

やられることもあります

 

組織で何かをやる時には

諦めるしかないのです

 

でもそれはそれとして

少なくとも意見が選択された9人は

意見が正しかったから選択されたのではなく

多くの人が

それを理解し共感したにすぎないという視点も

忘れないでいたほうがいいのです

間違っても

反対した1人の意見は間違っていると

思い込んでしまうのは

あまり良いことではありません

 

どの意見もそれぞれに

良い部分と悪い部分を

持ち合わせていることを理解し

自分と異なる意見にこそ

耳を傾けた方が

自分が成長できるということを

忘れずにいたいと思います

 

 


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