ヒトという存在

自然と人間の関わりは
どこから俯瞰するのかによって異なります
先日、坂本龍一さんが主宰するmore treesに参加したときに、人工林を守るための間伐のお話がでてきましたが、
もちろん、森林再生大賛成なのですが、そもそも、人工林は必要なのか??
って疑問が持ち上がりました
そもそも森は人間が支配する存在ではないので、原生林に戻すのならともかく、人の手を加え続けないとなりたたない人工林という存在に疑問がわいてきたのです
どうなんだろうなーと考えていたある日、森林療法協会の代表である降矢先生とお話する機会があって、尋ねてみました
先生から出てきた回答は。。。
長くなるので簡単に説明すると、
 人間が生きていくために里山は必要で、原生林に人間は立ち入ることができない
 だから、人工林はやはり守っていかなければならない
そうか~
私は、少し人間否定をし過ぎていたのかもしれません
人間がそんざいする以上ある程度の破壊?はあり続けるわけで、それを全て否定してしまうと、人類そのものの存在を否定することになってしまう
人間が完全に素晴らしい生き物ではないとしても、私は人間なんだから、そこを全て否定して物事に向かってしまうと、変な自然崇高主義者になってしまうのかもしれません
降矢先生のお話からそんなことも考えました
降矢先生に感謝しつつ、やはり人からは学ばせてもらえることが実に多いと感じています
自然と人間の関わりを、色々な角度から俯瞰し、適切な距離感を保つ工夫をしながら、人として、少しでも輝き、自然に何らかのお返しをしていきながら、アロマテラピーとも関わっていきたいと思います
ちょっと、固い話っていうか、非常にわかりずらい話におつきあいさせてしまいました
でも一方で最近、おばさん街道に入りつつ、韓流にもデビューしかかっている私でもあります
一個人としての私も、色々な角度から見ていただくと、色々な特性があります
 


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