ゆっくりした時間

オリエント急行がなくなってしまうと新聞で読みました
仕事をリタイアしたら、いつか乗ってみたいなと思っていただけに少し残念です
今から20年程前になりますが、友人2人とオーストラリアの横断鉄道に乗りました
3泊4日の列車での長旅
何にもすることがないゆったりとした時間にたくさんの思い出があります
個室の予約に手間取ってもみんなゆったりと待っていてくれました
英語の車内放送はとても聞き取りにくくて、いつも車掌さんやラウンジで一緒になるおばあちゃま達が、心配して説明してくれたこと
ラウンジで、小さなBABYをあやしながら、のんびり日本の話をしたこと
列車の到着が半日程遅れて、シドニーに住んでいる友人と連絡がつかず、おばあちゃま達がものすごく心配してくれて、ホームで友人と無事に会えた時には一緒に喜んでHugしてくれたこと 等々
車窓から見える景色の素晴らしさと同じ位、心に残っています
何もない時間、時間のかかる列車の旅はコスト面でも難しいことが多いようですが、
忙しすぎる日常から離れて、何もない時間を過ごすことも時にはいい気がします
日本でも寝台列車がどんどん姿を消していきます
寂しいなぁと思っています


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