お酒の香り

先日、お香のお仲間と

日本酒の蔵元「七賢」と

サントリー「白州」の醸造所に行ってきました。

1日で2つを見学に行くとはまさにハシゴ酒です。

 

あいにくの雨模様でしたが

まずは「七賢」

この店構え、何だか厳かな気分になります。

 

このお水をいただいて帰って

白米を炊きました。

気のせいかふっくらすごく美味しく炊き上がりました。

 

蔵の中は写真は不可です。

麹の香りがして

とっても良い気分

 

見学後はお楽しみの試飲

こんな感じでお高いお酒もお安く試すことができます。

皆さん、短い時間にテキパキ試飲中。

この手元は私ではないのですが

こんな風にカードをもらって

後でレジで精算します。

私もスパークリングのお酒いただきましたが

美味しかったです。

 

お隣にあるお食事するところ

 

鮭の粕漬けが美味しかったです。

 

そして、すぐご近所のサントリー蒸留所へ

白州は今や「まぼろし〜」のウイスキーに

なってしまいました。

 

 

蒸留所の敷地は木々に囲まれて

お天気が良ければ

トレッキングとか気持ち良さそうでした。

 

たくさんの蒸留器がありました。

もちろん精油蒸留のものではないのですが

何となくワクワクしてしまうのも職業病でしょうか。。

 

ウイスキーは樽の香りが良いですね。

アロマです。癒されます。

 

見学後は白州のブレンドのお話を伺い

ティスティングの仕方、美味しいハイボールの

作り方などを教えていただき

出来上がったハイボールを一杯いただき終了です。

あーー。満喫。

ミントの香りもマッチしていました。

ここにはバスツアーでないと行けません。

自分の車で行ったら

こんな楽しい試飲ができないのですから。

 

ブレンダーの人の香りの表現も興味深かったです。

ティスティングで私が感じたものと

香りの表現が随分異なっていました。

たくさんトレーニングして

共通言語に落とし込まないと

きっと良いブレンダーになれないのですね。

 

これはお香の調合もと同じです。

ただ何となく良い香りを作っているのではなく

我々香司も

これが辛い香り、甘い香り、重い香りなど

共通言語をみっちり学んで

それぞれの香原料の香りの特性を

常温の時、温めた時、燃やした時と分類して

学んでから作品を作っています。

それでも本当に満足する良い香りは

なかなかできなくて

それがまた面白いところなのです。

 

まだまだ修行は続きます。。

 

 

 

 

 


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